監督のつぶやき?ぼやき!
第265話/ 2017.7.24

 

 私は今、眠れない日が続いています。今月はリーグ戦、日刊大会、しまなみ大会予選など沢山の試合がありました。何とか勝ってはいますが、段原クラブのバッティングが出来ていません。練習はしています。色々な引き出しを使い、指導しても変わってきません。

 指導者になって約30年になりますが、初めての経験です。練習不足の選手が打てないのは当たり前なので何とも思いませんが、努力相応の結果が出ないのは、理由を突き止めなければいけません。子ども達ひとりひとりと会話をし、私の考え方(理論)がどう伝わっているのか確かめる必要があります。ある選手はひとつの事を伝えると、その前の事を全て消してしまうようです。分かって当然は子ども次第、全部言わなければ伝わらない選手がほとんどのようです。私にとって当たり前の事でも、選手達には聞いたことがない、こんな感じです。小学校から野球(ソフトボール)をやってきたのに、野球を何も知らない。年々難しくなっていきます。

 バッティングも守備も走塁も、野球はボールが止まっている間に考え、予測し、準備するスポーツだということを知りません。ボールが来てから本能で反応してプレーする、これは天才がやる野球です。バッターはやることをある程度決めて打席に入りますし、守備は次のプレーを2パターン程は用意します。走塁も同じです。状況判断、いつもフルスイングすればいいわけではありません。いつも言い続けている「野球は足と頭でやる」スポーツだということを、もう一度選手全員がしっかりと認識してほしいと思います。

 県知事杯でBチームも次のステージに残りました。2年生の中心選手を除いたメンバーがほぼ力を出したとコーチから連絡がありました。これが大事なことです。練習で身に付けた力を試合で出せたのか、出せなかったのか。力を出し切った負けは何も悪くありません。試合に勝っても持っている力を出し切らなければ、その勝ちは大した意味を持ちません。今回の県知事杯のファーストステージは、Aチームは×、Bチームは○ということです。

 私がかけるプレッシャーに負けて、持っている力を出せない選手がいるのだとしたら、高校野球をやるべきではありません。最後の夏のプレッシャー、甲子園をかけた戦い。そんな選手には無理です。私は全軟以外の試合はあえてプレッシャーをかけます。その程度で負けるようでは、勝負の世界ではやっていけません。

 私は厳しい、口が悪い、色々なことを言われます。全て承知の上でやっています。時々切れるのも計算しています。そんな事に負けることなくぶつかってきて欲しい。失敗はします。子どもは未熟です。勝負はもちろん技術の勝負です。しかし、ここ一番、力以上のものを引き出してくれるものがあるとすれば、「自分を信じる心の強さ」だと思います。ピンチやチャンスに動じない、浮き沈みのない心、集中力。段原クラブの選手には、そんな自信満々の姿で試合のグランドに立って欲しいと願っています。

 3年生には、これから2ヶ月、私は諦めることなく、より厳しく接していきます。私の持っている技術をひとつでも多く伝えていきます。本気で向かって来て下さい。もっともっとうまくなれます。

 


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