監督のつぶやき?ぼやき!
第335話/ 2018.12.10 
   

寒い寒い週末でした。その中で129()カープジュニアと1年生の練習試合をしました。4年前にも1度しましたが、私の本音はやりたくありません。
 まずボールが違う、皆さんは軽くて小さいボールだから問題ないと思っているでしょうが、腕への負担は軽いボールを投げる方が増します。まして12月の気温、本来野球の試合が出来る環境ではありません。子供達の体を守るべき大人が自分達の都合で子供の体に負担をかける。少しおかしいなと思っています。そういう私も連盟からのお願いだったり、カープジュニアから入部してきた親の立場だったりを考え、試合をしているのでそんな大人の一人です。
 練習は数多くしなければ上達はしません。が、その中で体を壊しては本末転倒です。将来の可能性までも奪ってしまいます。
 
プロ野球の世界で成功するためには他の人の何倍も練習をする事は当たり前、それでも壊れない体を持っている事が最低条件です。言い換えればプロにはなれないという事です。なるかならないかではなく、それを目指して努力する心が大事です。「こんな事で壊れるぐらいならどうせ上のレベルで野球は出来ないのだからしょうがない」みたいな大人の考えは間違っています。壊してはいけないのです。
 私達の時代はアマチュアの時にたくさんのピッチャーがケガでプロ野球への道を断たれました。今は大事に育てて、プロ野球に入ってから壊れているピッチャーが数多くいます。どちらが良いのか私には分かりませんが、私が預かっているのは他人の子供です。厳しく接する事が彼らのためになると信じていますが、それは精神的なところで、体はそもそも弱いという前提で接しています。
 毎年段原クラブには基本的身体能力が優れた選手は23人です。今年は4人程入部しました。その点で例年より少し上ですが、カープジュニアレベルと試合をするとほとんどの選手が身体能力で劣っているのがよく分かります。まあこれはいつもの事なので気にはしませんが、その現実を見て選手()が何を感じ何を思い、これからどうするのかです。
 前にも書きましたが、野球はスピードを争うスポーツです。「スピードが無い」は野球選手として圧倒的不利な立場になります。送球、スイング、守備、もちろん走塁、全てスピード勝負です。やる事ははっきりしています。1212月、3ヶ月各自がどれだけ全てのプレーのスピードを上げられるか、そのための練習に集中するべきです。スピード×重さがパワーです。大きな体(重い)が速く動く、これが選手としてベストです。大きくても遅くては意味はありません。まして小さければ速く動けなければ結果に結びつけるのがもっと難しくなします。
 トレーニングは「1ヶ月で自分が変わったのが分かる、3ヶ月続けると他人が気付く」と言われています。毎日続けるのが本来ですが、特にこれからの3ヶ月今まで以上のモチベーションで取り組んでほしいと思います。「1人で出来る練習は各自1人でやる」段原クラブのベースにある考え方です。ただ苦しい事を乗り越えてやるためにはチームメイトの存在も必要です。ライバル意識をしっかり持ってチームの中での順位を一つでも上げる、そして春に一桁の背番号を奪い取る。チビッコトリオ、私は君達が諦めない限り全力でサポートします。3年生の最後の練習までやり続けてください。



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